ひきこもり支援について

子ども・若者白書(平成26年度)によると、自室からでない、家からでない、コンビニ程度には出かける狭義のひきこもりの数は、23.6万人。自分の趣味であれば出かける準ひきこもりが、46.0万人です。

病気や障がいなどの要因も考えられますが、最も問題なのは、社会経験の乏しさです。

社会経験がない為、益々、社会に出ていく事が困難となります。

早めの相談と介入が必要です。

 

NPO法人をはじめとする団体が、様々な支援を行っています。

ひきこもっておられる方の生育歴や考え方、今までの社会との関わり方、また、病気や障がいが隠れている場合は、医療との連携など、その人一人一人に、オーダーメイドの支援ができる所にご相談ください。

 

なお、最近では、行政がひきこもりの支援を行っている場合もありますので、先ずはじめに相談する先としては、お住まいの市町村、もしくは、社会福祉協議会に相談される事をお勧めします。

 

☆当サイトでも、ひきこもりに対しての相談は受け付けておりますが、原則的に、社会資源(人材や設備)を活用した支援が欠かせない為、そうした所と連携して対処する事となります。

今後、和歌山に、社会復帰に挑戦できる場を開設したいと考えております。

 

ひきこもりの支援

先ず、病気・障がいの有無を確認します。病気や障がいを確認する事によって、ひきこもる理由を与えてしまうのではないかと考える方もおられますが、病気・障がいの治療と平行して、その特性を生かして、社会復帰を果たす事が肝要です。 

 

次に、社会復帰の方法を引きこもっておられる方と意思疎通しながら、策定します。また、使える社会資源(人材や設備)を確認します。

その策定された手順に従って、社会復帰を促します。

 

そして、社会につながりを持った場合に、それが継続できる様に支援します。また、次のステップを設定します。

 

最終目標は、社会復帰ですが、社会復帰には、人それぞれの形があります。

 

親の役割

ひきこもっておられる方だけでなく、親も不安を抱えています。

また、子育て方法が間違っていたのではないかと罪悪感を持つこともあるでしょう。

 

しかし、罪悪感は無用です。

そもそも、ひきこもりにしようと思って、育てたのではないのですから。

 

「今、ここから」始める事が大切です。つまり、「過去を後悔するのではなく、今ある状態から、社会復帰に向けて、努力する事」が大切なのです。

 

社会復帰に向けて、親としての重要な役割は、ひきこもっている方の限界を決めない事です。

あと、ひきこもっている方が、社会復帰を考えた時に、不安に駆られ、家で暴れる事が多くあります。その際に適切な対応ができる事が大切になります。

 

 

ひきこもりの類型

①病気・障がいの方

 この方の場合、治療のウェイトが大きくなります。必要に応じて、障がい認定を受ける事も必要になってきます。なお、障がいの有無に関わらず、社会に出る事は、生きがいを求める上で不可欠である為、その方に合った、社会復帰支援が必要です。

 

②病気や障がいは無いが、社会に出る事に強い不安がある方

 この方の場合は、社会復帰支援がメインとなります。なお、支援の中で、必要に応じて、受診も必要となる場合があります。

 

③放蕩

 放蕩タイプの場合、親の支援に期限を設ける必要があります。支援を打ち切る予告をする事で、強制的に社会復帰を促します。

 

ひきこもりの類型は、ひきこもりを支援する手がかりにはなりますが、原則、一人一人に合った支援が必要です。